硬くなったお腹を指先でほぐしていくと、窮屈だった腹腔(お腹の内側)にスペースができて、内臓が動きやすくなります。15分~20分程ほぐしただけで、ウエストのサイズが小さくなる人もいるくらいです。こ状態で腹式呼吸をすると内臓は上に持ち上がるようになります。これは、肺の直ぐ下にある横隔膜というドーム型の筋肉が息を吸ったときに収縮して胃腸を押し下げ、息を吐いた時は弛緩して上に持ち上がるため、胃の上方にスペースができて胃腸が挙がるのです。更に、息を吐くときに目一杯お腹を凹ませると、腹横筋というコルセットのようにお腹の周囲を支えている筋肉が収縮することで「ぽっこりお腹」改善の効果をより高めます。もう一つ忘れてはいけないのが、骨盤底筋です。文字通り骨盤の底部にあって、内臓を支えている筋肉です。特に女性の場合はこの筋肉が弱ってしまうと、骨盤内にある臓器(膀胱、子宮、膣、直腸)が正常な位置から下垂することがあり、注意が必要です。腹横筋も骨盤底筋も簡単なエクササイズ無理なく鍛える事ができます。
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